ピアノ・トリオの金字塔!ビル・エヴァンスが最高のメンバーで残した歴史的傑作。マイルス・デイビスと組んでモード・ジャズを発展させた手腕がこのアルバムでも遺憾なく発揮されている。すべての演奏が名演と呼べる充実の内容も特筆に価する。 (C)RS

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マイルス・ディヴィスは59年の『カインド・オブ・ブルー』で、新しいアドリブ法「モード」を完成させた。参加したビル・エヴァンスの貢献度は絶大だが、エヴァンス自身もヒントをつかむ。同年末、スコット・ラファロ(B)、ポール・モチアン(Dr)というメンバーで結成されたビル・エヴァンス・トリオは、この方法を自らのトリオで実践する。演目は以前より演奏するスタンダードナンバーだが、アプローチにモードを応用してみる。簡単に言うと、メロディが乗って進行していくコード進行というものを大きくとらえ、アドリブの可能性を広げるということ。
必ずしもリズムを刻まないベース&ドラムスは、ピアノとともに音楽を引っ張っていく。それまでのピアノと、それを伴奏するベース&ドラムではなく、三者対等にジャズを演奏していくことでスリリングなジャズが誕生した。その記念すべきアルバムは、以上の能書きなど知らなくても楽しめる、人気ピアニストの人気盤でもある。(高木宏真)

1. 降っても晴れても
2. 枯葉(テイク1:ステレオ)
3. 枯葉(テイク2:モノラル)
4. ウィッチクラフト
5. ホエン・アイ・フォール・イン・ラヴ
6. ペリズ・スコープ
7. 恋とは何でしょう?
8. スプリング・イズ・ヒア
9. いつか王子様が
10. ブルー・イン・グリーン(テイク3)
11. ブルー・イン・グリーン(テイク2)